ちょっとドメイン編 〜DNSの流れについて〜

2008年04月19日 23:39
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ちょっとドメイン編の第2回は、DNSの流れについて書かせて頂きます。
前回、以下のようなご説明をさせて頂きました。
つまり、IPアドレスという数字の羅列は、特別な意識をもって接していない限り、人間がWEBブラウジングをするのに適しているとは到底言えないのです。 この事態を解決するのに活躍しているのが、DNS(Domain Name System)であり、ドメインなのです。 DNSはドメイン⇔IPアドレスを解決する仕組みで、人間が記憶しやすいドメインとIPアドレスとを裏側で変換してくれているのです。

ところで、みなさんご存知の通り、ドメイン名というものは唯一無二のものでなければなりません。何しろ、インターネット上で特定の位置を指し示す住所なのですから、あっちこっちに点在していては大変です。おまけに、多くの人が理解しやすく覚えてくれるようなドメイン名を探すとなると一苦労です。ですので、大抵の場合は、ドメイン登録事業者の提供するサービスを利用することとなります。
参考:有名なドメイン登録事業者
お名前.com
マンガで読めるドメインの基本 Onamae Comic!
ムームードメイン
バリュードメイン

前置きが長くなりましたが、こうして日々申請・登録・取得されている膨大なドメインに対し、DNSは間違うことなくドメイン⇔IPアドレスを解決しています。どのような流れになっているのかを見ていきましょう。
http://www.arearesearch.co.jpにアクセスをしたいとします。(ほぼ全ての方が、検索エンジンを使うご時勢ではありますが、人間がアクセスを試みるのも、クローラが試みるのも同じという事で進めます。。。)
最初にドメイン⇔IPアドレスの解決を試みるのは、一番近くのネームサーバで、キャッシュとして保存されていないかを参照します。キャッシュに情報が存在していた場合は、そのまま応答しますので、ここで解決です。
では、キャッシュに存在しなかった場合はどうなるのでしょう?
必要な情報が無かった場合、ネームサーバは、ルートネームサーバに問い合わせをするのですが、Wikipediaにわかり易く説明が出ているので、以下に引用しておしまいとします。
ja.wikipedia.org というホスト名の IPアドレスを検索することを考えると、再帰検索は、トップレベルドメインをルートサーバに問い合わせることからはじまる。ja.wikipedia.org というホスト名は wikipedia.org ドメインに属し、またwikipedia.orgドメインはorgドメインに属するため、クライアントは最初にorgドメインのDNSサーバ(ネームサーバ)のIPアドレスを得なければならない。 まず、クライアントは適当なルートサーバをひとつ選ぶ。ここでは A.ROOT-SERVERS.NET (198.41.0.4) としよう。現在 ルートサーバ に登録されている org ドメインのネームサーバは 9つあり、そのうちのひとつはa7.nstld.com (192.5.6.36) である。 つぎにクライアントは、このネームサーバに wikipedia.org ドメインのネームサーバの IPアドレスを問い合わせる。するとそのネームサーバのホスト名は dns34.register.com (216.21.226.87) であることがわかる。 最後に、このネームサーバにja.wikipedia.orgのIPアドレスを問い合わせる。するとこのサーバは最終的な答130.94.122.197を返す。こうして目的とするホスト名のIPアドレスを検索できる。
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三島美由紀(Miyuki Mishima)
サイバーエリアリサーチ、IP事業部NGAチームマネージャー。静岡県生まれ。世 界中で利用されているIPアドレスのロケーション情報を調査する「Network Geography Analyst」チームのマネージャー。調査歴約8年。総務省や日本インター ネットプロバイダー協会が発行する各種調査レポートのIPアドレス関連分野の調 査・執筆を数多く担当。
杉山容子(Yoko Sugiyama)
サイバーエリアリサーチ、IP事業部NGAチーム所属、Network Geography Analyst。 静岡県生まれ。世界中で利用されているIPアドレスのロケーション情報を日々調 査し、IPGeolocationデータベース「SURFPOINT」の作成に従事する「Network Geography Analyst」。
中西健(Ken Nakanishi)
サイバーエリアリサーチ、IP事業部ゼネラルマネージャー。静岡県生まれ。静岡 県立大学卒業後、地元インターネットプロバイダーのネットワーク管理者としてISP のネットワークの運用・管理の責任者として約10年間従事。2007年春よりサイバー エリアリサーチの国際連携部門のマネージャーに就任し、シリコンバレーと静岡県三 島市を行ったりきたりしている。
室園拓也(Takuya Murozono)
サイバーエリアリサーチ、Webマーケティング支援部セールスチームマネージャー。 千葉県生まれ。明治学院大学卒、06年に異業種からの転職を経て、現在はドメイン 名の所有者情報等をデータベース化する業務に従事。
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