調査会社RedMonkのJames Governorは、Hewlett-Packard(HP)の新CEOであるMark Hurdが、IBMの元CEO、Lou Gerstnerの経営手法を手本にしていると考えているようだ。きらびやかさも華々しさもなく、流行にかぶれることも変に装うこともなく、高尚な机上の空論をふりかざすわけでもなく、ただやるべきことを黙々と実行する点が共通するというのだ。さらにJamesは、HPがNCRを買収するのではないかと推論している(HurdはNCR出身で同社の前CEO)。NCRを買収すれば、HPは(NCRの事業部門である)Teradataとそのエンタープライズ向けの分析ノウハウを吸収できるだけでなく、繁盛しているPOSやATM装置の事業も傘下に入れることができる。これが実現すれば、HPのNonStop事業(以前のCompaq/Tandemの業務)をうまく補完することになる、というのがJamesの考えだ。
私は、これより奇妙な組み合わせの憶測を聞いたこともある。だが、自社の状態をもう少し整理できるまでは、Hurdをはじめ、HPの取締役会が大きな取引に手を付けることはないだろう、というのが私の正直な考えである。
(Dan Farber)
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