読者のみなさんは、rootkitを使用したソニーBMGのDRMのニュースを聞くのはもううんざりだろうし、悪質でなく、もっと効果的なDRM技術が世の中にはたくさんあると思うだろう。ソニーBMGの例は1つの極端なケースだと。これについて、Ed Feltonは、彼らしい明快な論理展開で、そのような考えが間違っている理由を説明している。Edの分析によると、アクティブにCDコンテンツを保護するDRM戦略をとろうとすると、スパイウェアと同じ戦略を採用するしかないのだという:
アクティブな保護手段を使ったCD DRMシステムを設計する場合には、2つの技術問題に突き当たる:
- ユーザーの意思に反して、保護ソフトウェアをユーザーのコンピュータにインストールしなければならない。
- そのようなソフトウェアをインストールできたら、ユーザーの希望に反して、アンインストールできないようにしなければならない。
これらは、スパイウェアの設計者が持つ技術的な問題とまったく同じだ。
Edが指摘しているように、同じような問題に遭遇する人々は、たいてい同じような解決策を見出す。CDをコピーされることからアクティブに保護したい場合、その技術的な解決策はrootkitなのだ。スパイウェアの作成者が使用するものと同じ戦術を使用しなければ、コピー保護の手段はエンドユーザーによって簡単に無効にされてしまう。他のプログラムによって自動的に無効にすることも可能なのだ。
(Phil Windley)
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