サン、公式サイトで「言論の自由」を解禁

June 5, 2006 07:49 PM
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 Sunの最高経営責任者(CEO)であり、ブログを介して同社の情報を発信しているJonathan Schwartz氏が、ソーシャルメディアを活用し、同社の製品を消費者に売り込もうと試みている。最新のブログ記事には、こんなことが記してあった。

(中略)最も価値のある情報は、口コミで伝わる。ブログやレビューサイトといった、オンラインでの情報交換が盛んになったのだ。それ以外では、打ち合わせ部屋で顧客と向かい合って席に着き、「膝と膝」をつきあわせて話しをするしかない。率直に言って、Sunに関する重要な情報は、Sunが発信しているのではなく、顧客が発信しているのである。

 Schwartz氏は、「広告費に500万ドルを割くことはできないけれど、効果的な宣伝をしたい場合はどうすればよいか」という問いに、AmazonやCNETと同様、ウェブサイトに寄せられるユーザーの意見を管理しすぎたり、選り分けたりするのを控えるとよいと答えている。Sunでは、ユーザーによる製品紹介およびレビューコーナーを今週にも立ち上げ、採点方式も取り入れるという。この新たな「透明性」向上計画は、当面は数種類の製品に関して進められる。これを試金石として、本格的な取り組みに着手するつもりなのだろう。

 同社が、「sun.com」上で挑発的な発言をして場を「荒らす」人々に対しどう対応するか、興味深いところだ。Schwartz氏は、ユーザーはSunの熱い主張よりもほかのユーザーのコメントを信用すると言うが、それは正しい。ただし、本名を使っているだとか、当該の製品を実際に利用しているだとか、そうしたユーザーの意見の信憑性が確保されている場合に限る話しだが。

 競合社がSunのサイトの公開性を逆手にとって、製品をけなそうとする危険性があることも、Schwartz氏は当然承知している。だが同氏は、Sunがどういった製品を提供しているのか知らないユーザーを放置する方が、よほど大きなリスクとなり得ると述べている。「透明性は、すなわち競争の武器となるわけではないが、少なくともある種のソリューションではある」と、同氏はブログに記した。どのようなコメントが掲載されるのか、実に楽しみだ。

(Dan Farber)

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