今の日本で旬な政治ネタと言えば、道路建設。なぜかインドでも、同じく道路建設。日本は狭い国土に道路を張り巡らし、未だ足りていない部分を埋めていく作業であるが、インドにおいては、そもそも大都市間の高速道路が未だ整備されていない。
このニュース記事によれば、インド政府が総距離1,000キロに及ぶ高速道路建設を国内4箇所において認可したのだという。一体どれだけ時間がかかるのだろうと思ってしまうが、こちらの新生銀行のインド訪問記によれば、意外に短時間で済んでしまうのかもしれない。これとカレーパワーは関係ないとは思うが。
さて、何故またインドかと言うと、ここ最近インド系ベンダーの日本での活動が結構目立っているからだ。つい先週もInfosysと日本ユニシスの業務提携が発表されているし、タタ・コンサルタンシーのCEOは日本企業の買収も有り得ると発言している。
投資という観点で見ればインドは新興国であり、また国内の高速道路だってまだまだ整備されていない。しかしながら、ITサービスの領域においては、インド系ITベンダーはグローバル企業であり、彼らから見れば日本のIT業界は、特殊な下請け構造を維持するローカルベンダー群に過ぎない。もし商慣習や言語のみが参入障壁であるならば、日本の方がよほど新興国である。
技術力、価格競争力、グローバル化への対応力、動員力など、様々な面にて日本のITベンダーを凌駕するインド系ITベンダーが、今後日本においてもビジネスを拡大できない理由はない。その時、日本のITベンダーは何が強みであるのか、ローカルベンダーとしてよく考えておく必要があるだろう。
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