前回はこの10年間のオープンソースの歩みについて触れてきた。
今回は今現在筆者が注目しているオープンソースについてご紹介したいと思う。
eGroupWareは国内産商用グループウェアの操作性を持つグループウェアである。

一部メッセージが日本語化されていない(イメージは本家英語サイトのもの)が利用に特に不都合は見られない。
データベースはPostgreSQLもしくはMySQLが選択できるので、どちらか一方の慣れていないデータベースを使うのはいやだという方にも向いているだろう。
比較的簡単にインストールできる。
また運用面においても管理画面からデータベースのバックアップが行えるので、比較的初心者の管理者でも運用が楽である。
OpenPNEはmixiのような使い勝手で今注目を浴びているSNSである。株式会社手嶋屋が開発している。

UsagiProjectのような派生版も出てきているものの、本家の方も活発に開発が行われており、どんどん機能もアップしてきている。
OpenPNEにはPNEbizというモードがあって、PNEbizモードではスケジューラや施設予約の機能等が付加されておりグループウェアとしても利用できる。
スレーブPNEという機能を使えば、他のアプリケーションの認証機能(XoopsやOpenLDAP)を利用できるので、シングルサインオンのような環境を実現できる。
今後も期待できるソフトウェアである。
EC-CUBEはオープンソースのショッピングサイト構築システムである。
同様のソフトウェアには、osCommerceやZenCart等があるがEC-CUBEは日本国内で開発されたソフトウェアである。
PostgreSQLもしくはMySQLのどちらかのデータベースを利用できるので、eGroupWareのようにどちらか一方手馴れた方のデータベースを利用すればよい。
国内での適用サイトも増えてきており、MySQLのようなデュアルライセンス(オープンソース版と商用版)を適用しているので、商利用のためにちゃんとしたサポートを受けたい場合も十分に対応できる。
(osCommerceやZenCartも同様なサービスを行っている企業もあるが、基本的にはGPLライセンス)
EC-CUBEを除く上記2つのソフトウェアについては、筆者が所属する会社(株式会社ミュートス)で社内システムとして活用している。
クローズドソースと違いカスタマイズが可能であるため、当社でも必要に応じて客先の要件に合わせて改造する作業を請け負っている。
またマッシュアップが可能であるため、オープンソースのVoIPソフトウェア(PBX)であるAsteriskと組み合わせて、コールセンターのようなシステムも構築可能である。
ひと昔前までは、オープンソースのアプリケーションパッケージについては若干機能不足と感じる部分もあったが今は十分実用に達していると筆者は考えている。
ほぼ毎日オープンソースを紹介しているmoongiftもありますが、私が今まで導入もしくは使っているオープンソースをこれからも紹介していきたいと思う。
ZDNet Japan ホスティング特集
DELLが掲げる「新・仮想化アセスメントサービス」
Techno Exchange
ZDNet Japan Green IT
フォトレポート:分解、アップル「iPhone 3G」
ちょっと変わった「iPhone」向けアプリケーション10種
契約してわかった、iPhoneのさまざまな注意事項