ブログ、スタートにあたって

July 5, 2007 5:25 PM
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「見積もり価格が高い!」 「本当にこんなスペックが必要なの??」
(システムベンダーからの見積もりを見て思わず心の中でつぶやいてしまうセリフ)

IT部門に携わる方ならどなたでも経験されたことがあると思います。しかし、なぜこんなに高いコストが必要になってしまうのでしょうか?

私自身、様々な角度からシステムの企画や提案に携わってきましたが、これは日本特有の「顧客のベンダー依存度が強すぎること」に原因があると確信しています。

つまり他国に比べて、日本はシステムベンダーの提案内容主導でITのしくみが決まっていくケースが非常に多いということです。

Global IT Report Ranking [2003-2004 World Economic Forum]というITリテラシーに関する世界ランキングレポートがあるのですが、日本はなんと世界で12位に甘んじています。IT投資額は莫大にも関わらずです。

そこで私は本ブログを通じて、主張していきたいと思います。

「良いシステムほど低コストで作れる。成熟したコモディティ技術を組合せて、ほとんどのシステムはDIY(Do it yourself)で作れる。」と。

システムベンダーというのは、囲い込み(ロックイン)が戦略の基本です。ですから、ハードについてもソフトについても自社が占有している技術、新し過ぎて他ベンダーが提案できない技術を積極的に推奨し、依存度を高めようとします。

上記のようなアプローチは欧米を中心にネットバブル崩壊以降、急速に減っていますが、なぜか日本では相変わらずこの文化が残っています。

ITの技術ひとつひとつは既に成熟しています。利用方法も標準化が進んでいます。ですので、ユーザー企業自身がITに関して主導権を握ることで(=Google社のように)、成熟した技術を当たり前のように使い、低コストで多くのリターンが得られる他国のモデルに近づく、ITリテラシーももっともっと高くなると思っています。

ユーザー企業がDIY的な発送でIT構築を企画し、いい意味で「うまく」システムベンダーを使うようになっていただけるために、本ブログが少しでも参考になったら幸いです。

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プロフィール
布谷恒和(Tsunekazu Nunotani)
デル アライアンス&ソリューションズ部マネージャー。国内大手システム・ベンダーでのプリセールスSE、外資系ハードウェア・ベンダーでのマーケティング職を経て、2002年にデル(当時、デルコンピュータ)に入社。企業向けのソリューション・マーケティングとアライアンスを担当。各種ソリューションの企画・開発、営業支援、セミナーでの講演など幅広く従事。顧客向け機関誌「Dell Insight 日本語版」編集長も兼務。特にx86仮想化技術を専門分野とする。
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