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「BRICK」とは、ブラジル、ロシア、インド、中国、韓国の頭文字を取って作られた造語だ。

 OSDLのアナリストで、昨秋に実施されたLinuxデスクトップについての調査を率いたDave Rosenberg氏によれば、Linuxデスクトップの普及が最も見込まれる地域が、このBRICK諸国なのだという。

 Linuxが大きなマーケットシェアを獲得する日が、「いろいろな意味ですぐそこまで来ている」と、サンディエゴで開催された「Desktop Linux Summit」の準備をしていたRosenberg氏は述べた。

 一部地域の市場に地元の言語でローカライズされたLinuxを提供して一躍注目を集めたUbuntuが、こうした傾向の主要な原動力となっている。今では、WindowsよりもLinuxのほうが、多くの少数言語に対応しているのだ。

 Rosenberg氏は、Linuxの追撃態勢が整ったとする理由の2番目として、Microsoftの現状を挙げている。「アナリストであると同時にバイヤーでもある立場の人間として、機は熟したと感じている。Microsoftが、大規模な製品移行をまさに進めているところだからだ」(Rosenberg氏)

「インターフェースが一新されたVistaは、あらゆるハッカーの攻撃対象となり、混乱状態に陥るだろう。『Office 12』にも新しいユーザーインターフェースが搭載されることになるが、中途半端な観があることは否めず、どうにも妙な製品だ」(Rosenberg氏)

 Rosenberg氏は、「現時点でアップグレードするかどうかを悩む必要はない」と言う。むしろ、今こそLinuxの採用を真剣に考えるべきだ。特に、BRICK諸国は検討を始めた方がよい。海賊版Windowsを利用するのだとしても、新しいオペレーティング・システムを使うには再トレーニングが必要だし、時間もコストもかかるのだから。

(Dana Blankenhorn)

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BRICK諸国に見るLinuxの明るい未来

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