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ゲイツ氏のオープンソースプロセスに対する真摯なまなざし

 米国時間6月26日、Warren Buffett氏がBill Gates氏の慈善団体に寄付を行うと発表した。両者の協働に関して最も驚嘆すべき事柄は、寄付額などではなく、億万長者であるGates氏の口からオープンソースプロセスを称賛する言葉が聞かれたことだろう。

 Gates氏と同氏の妻であるMelinda Gates氏は、科学者を一堂に集めて話し合いを持ち、金銭や各自の立場などにはこだわらず、世界の問題を解決していく場を作りたいと話している。

 多様な人々が互いに協力して問題を検討し、解法を見いだす――これはすなわち、オープンソースプロセスそのものだ。

 Gates氏の運営する財団では、これまでもしばしば同様の手法を活用してきた。Buffett氏の寄付によって、同財団の予算は倍増することになる(Buffett氏は寄付金を基金に回すのではなく、即時運用されることを望んでいる)。さまざまな慈善事業をオープンソースプロセスにしたがって進めていくだけの、十分な財力を同財団は手にしたわけだ。

 結局のところオープンソースは、一定の結果を導き出すための協力のプロセスである。ソフトウェアで言えば、すべての人々が恩恵を得られるコードを蓄積していく、企業と人々の連携ということになる。

 だがオープンソースプロセスは、何もビジネスにおいてのみ有効というわけではない。そしてわれわれは今、思いもかけなかった方面から強力なバックアップを得られることになったのだ。

 同財団の取り組みが功を奏せば、世界は根本的に変わるだろう。

(Dana Blankenhorn)

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