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 Sony-Ericssonが「Eclipse」プロジェクトに参加した。

 先進的なモバイル市場が存在せず、インターネットへのアクセスはもっぱらPC経由という状況の米国では、あまり注目されないニュースかもしれないが、実際これは大ニュースである。

 Ericssonは、モバイル市場を支配する、高度にプロプライエタリなオペレーティングシステム「Symbian」の最大級の後援企業だ。だが、世界のマーケットはそうしたプロプライエタリなシステムから離れつつあり、今回の動きもその新たな傍証と言える。

 Sony-Ericssonは、Eclipse陣営に手みやげを持ってきた。EclipseのIDE(Integrated Development Environment)を、Sony-Ericssonのスマートフォン「P990」ですでに使用されているSonyのJavaプラットフォームに統合するプラグインと、EclipseベースのIDE内部から、Sony-Ericsson製電話端末上の「Java Application Manager」を開発者が管理するためのプラグインだ。

 むろん、Sony-Ericssonも見返りを期待している。Eclipse陣営に参加するメリットが、消費者およびサービスプロバイダーの双方の顧客に波及すると考えていることだろう。それもこれも、携帯端末にインターネットをより緊密に組み込んでいくという大願のためだ(いまだに「cellphone」という単語を使っているところからして、米国のモバイル市場が遅れていることは一目瞭然である)。

 繰り返して言おう。今回の動きは、CingularやVerizonなどのネットワークに厳密にコントロールされているモバイルデータネットワークが幅をきかす米国にすぐに影響をおよぼすものではないが、より競争の激しい市場にとっては一大事だ。だが、米国もいずれその恩恵に浴すだろう。政府が最近実施した周波数帯の入札から生まれたネットワークが、足がかりになるに違いない。

(Dana Blankenhorn)

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