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ホスティングはオープンソース推進の立役者となるか

 「Apache」の人気があれほど高い理由の1つは、ホスティングされているという点にある。ユーザーはウェブページを見ながら、メニューを選ぶだけでよい。Apacheそのものの知識を持っていなくてはならないのは、ホスティング企業のスタッフだけなのだ。

 では、ほかのオープンソースプロジェクトも、ホスティングによって大きなメリットを得られるのだろうか。3Teraのマーケティング副社長Bert Armijo氏は、その可能性は高いと述べている。まただからこそ、同社がリリースしたグリッドオペレーティングシステム「AppLogic」は有望な製品だと考えているのだという。もっとも、同製品自体はクローズドソースである。

 「AppLogicは、ソフトウェアをカプセル化し、アプライアンスとして提供できるようにする製品だ。すなわち、オープンソースソフトウェアをパッケージ化して仮想的なアプライアンスを作り、インストールの手間なしに利用させることができるのである。これにより、オープンソース開発コミュニティは、これまでオープンソースを使用してこなかった多数のニッチ市場にも手を伸ばせるようになるわけだ。インストールを必要としないというのは、非常に魅力的なメリットである」(Armijo氏)

 さらに、オープンソースアプリケーションを個々のサーバ上で利用しなければならない場合でも、ホスティングを活用すれば今よりずっと複雑な仕事をさせられるようになる点も、オープンソース開発コミュニティにとってAppLogicが有用である理由だという。AppLogicには、「SugarCRM」「Bugzilla」「TWiki」「SiteKreator」といったオープンソースアプリケーションがあらかじめ搭載されている。

 2006年におけるオープンソース普及の最大要因は、クローズドソースのオペレーティングシステムだった――などということになったら、実におもしろい。

(Dana Blankenhorn)

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