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なぞなぞでも1つ――オープンソースが住んでいるのはどこ?

 答えは、ポートランド。

 もっとも、本稿の話題はオレゴン州の都市ではなく、wikiプロジェクトの「Portland」だ(ついでに言えば、Wedgwoodの有名な花瓶のことでもない。WedgwoodのPortlandは、本物のアンティークを忠実にコピーした、オリジナルに比肩する美しさと価値を持つ初めての大量生産品で、産業革命期の重要なマイルストーンとしても知られている)。

 ソフトウェアの方のPortlandは、デスクトップLinuxで広く利用されている、GNOMEおよびKDEの両方に対応したインタフェース一式をまとめたものだ。Debian、Fedora、OpenSUSE、Red Flag、Xandrosなどの各社は、いずれも自社製品の次期版をPortlandに対応させる予定だという。

 アプリケーションベンダーが移植できる共通スタックを持たないという点が、デスクトップLinuxの普及を常に妨げてきた。企業は、業務用の「キラーアプリケーション」が利用できるデスクトップシステムをソフトウェアベンダーから購入する。デスクトップシステムは、そうした経緯でオフィスに浸透していくのだ。他社のアプリケーションをインストールする際に、OSおよびGUIとの互換性確立にたいへんな手間がかかるようでは、売り上げが上がるわけもない。

 Portlandプロジェクトは、WindowsやMacと同レベルの使い勝手を持つ共通インタフェースを提供することで、現状をひっくり返そうとしている。はたしてこちらのPortlandも、WedgwoodのPortlandのようにマイルストーンとなれるのだろうか。

(Dana Blankenhorn)

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