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デスクトップLinux、2007年の消費者市場では苦戦か

 2007年は、デスクトップLinuxが再び話題になるという。

 IDCは、Microsoftの海賊版対策に嫌気がさした企業が、デスクトップLinuxに移行していくと予測している。ComputerWorld誌も、AMDがついにグラフィックチップサポートを提供するのではと言っている。

 わたしは個人的に、デスクトップ市場には企業向けと個人向けの2種類があると考えている。企業におけるデスクトップLinux採用を促進する要因は、サーバのそれと同じだ。すなわち、コストの削減と管理力の向上である。

 一般消費者の市場では、すべてがそろったソリューションを提供する消費者家電メーカーの存在が重要になるが、Linuxにはこの部分が欠けている。手広く製品を販売しているPCサプライヤーはいまだにMicrosoftと蜜月状態にあり、ソフトウェアサポートや支援体制が不十分だった1980年代の状態に戻ろうと思う奇特な企業は見当たらない(財政的にも不可能である)。

 わたしは、2007年の個人向け市場ではLinuxは苦戦すると考えている。アンチVistaの心をつかむのは、Appleだろう。Appleは消費者のニーズに合わせて製品をスケールアップさせており、コストもWindowsデスクトップブランド並に下がりつつある。個人ユーザーが望んでいる、アプリケーションを含む完全なソリューションを、Appleは提供しているのだ。

 Vistaの対抗馬に肩入れしてもうけたいと思っているなら、ばか高い株価収益率はこの際無視して、Appleを買うべきだ。…おっと、そんなことはウォール街がとっくに薦めていたっけ(下のチャート図は、2005年初頭からのAppleおよびMicrosoftの株価推移。赤いラインがAppleである)。

061221OS.jpg

(Dana Blankenhorn)

 

 

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