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商用オープンソースプロジェクトに「オフィス」は必要?

 先日、Springframeworkのスタッフと会ったのだが、同社の最高経営責任者(CEO)Rod Johnson氏が興味深い話をしていた。

 同氏は拠点となるオフィスを持ちたいと言い、「開発チームの全スタッフを一堂に集められれば、すばらしい成果が上がるに違いない」と述べていた。何気ない会話や、オンラインでは決して取ることのできない言葉によらないコミュニケーションが、成長を加速するというのだ。

 オープンソースモデルにはいつでもどこでも開発に参加できるという特徴があり、人々が1つの物理的な場所と時間を共有する必要はない。だが昨年、在宅勤務を積極的に取り入れてきたHPは、そうした前提に逆らうように在宅制度の縮小を決めている。

 一人きりでする作業と他者と協力しつつ進める仕事のバランスを取ることは、非常に重要である。オープンソース企業なら、こうしたバランスを上手に確立していけるのではないかと思う。すでに分散化が進んだ企業はわかっているだろうが、人々を結集させるためのコストは実に高くつくのだ(社員自身も苦労していることは言うまでもない)。

 これらの事実を念頭に置き、問題を掘り下げていけば、一箇所に従業員を押し込めて、そこから生じる悪影響を無視している企業よりも、オープンソース企業のほうがうまくバランスを取り、集団の生産性を向上させられるようになるだろう。

(Dana Blankenhorn)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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