ペディア旋風、吹き荒れる

August 3, 2007 04:49 PM
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 「Wikipedia」の批判者は、その大半が的を外していると思う。

 彼らは、不特定多数の人間がコンテンツを作成するため、しばしば誤っている場合がある「wiki」の部分に重点を置いている。

 彼らは、「pedia」の部分を忘れているのだ。すなわち、だれもがオープンソースツールを使って自分なりの編集物を作り上げ、みずから選別したグループにとっての真実を世界に示すことを可能にするのが、pediaの部分である。

 これを最もよく表しているのが、保守主義者のための百科事典と言える「Conservapedia」だろう。保守主義を信奉する人々が存在していることはむろん知っていたが、これが案外おもしろい読み物になっていた。

 「Disapedia」も1つの例だ。こちらは、障害者向けの百科事典である。深い洞察と情報があふれているばかりでなく、Conservapediaと同じように、特定のコミュニティに属する人々の共通の世界観が集約されていて興味深い。

 似たようなサイトは、次から次へと生まれている。ありとあらゆるタイプのpediaサイトが作られており、それらを結びつける「Pedia.Com」というリンクサイトもできた(前述した2つのサイトは含まれていないが)。

 pedia現象とはつまるところ、自己組織したグループが自分たちの知恵を結集させ、部外者がそうした執筆者や編集者たちの頭の中をのぞけるようにすることを指す。

 プロプライエタリに近いものから完全に利他的なものまで、オープンソースソフトウェアにさまざまな種類があるように、pedia現象によってコンテンツは増え続けている。

 「正しい」ものであろうと「誤っている」ものであろうと、コンテンツは生み出され、整理され、検索できるようにされている。ブログを読んでだれかの考えを知るように、pediaを利用すれば未知の集団意識に触れることができるのだ。それはわたしたちを驚かせ、楽しませ、ときには震え上がらせてくれるだろう。

(Dana Blankenhorn)

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