「Infoworld」サイトのBill Snyder氏によれば、オープンソースに「商用(commercial)」という形容詞を付けることは、彼らにとっては侮辱になるという。
だが実際には、ほぼすべてのオープンソース開発プロジェクトが、何らかの商業的な目的を果たそうとしている。
最後の目的は商売をするためのものではないが、ほかの目的と同じくらい重要だ。
何をするにも「Microsoft Office」を購入しなければならないとしたら、ソフトウェア業界の勢力図は今とはもっと違う形になるだろう。事実、OfficeはWindowsより高価だし、利益率も高い。
SunやIBMをはじめとする多くの企業は、Microsoftに利益が流れないようにすることで利益を得られるが、これこそがOpen Officeを支援する大きな動機になっている。
しかし、ベンダーが独占利益を得られないようにすれば、必然的に安全圏外での競争を煽ることになる。ちょうど、フットボールチームが前進を止めて相手チームの前進を許す(あるいはその反対)のと同じ原理だ。
オープンソースの開発理由にはどこかしら利他的な部分があるものの、今日の産業界は、そうしたモチベーションのみに頼っていては存続できない。
オープンソース開発における、表に出てこない課題とは何だろう。読者も考えてみてほしい。
(Dana Blankenhorn)
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