SOAには2つの側面がある。1つは、ITを中心とする技術的な面で、サービスレベル管理やパフォーマンスモニタリング、セキュリティなどがこれに含まれる。もう1つはビジネスに関する面で、アプリケーション統合やビジネスレベルモニタリングが当てはまる。Forrester ResearchのRandy Heffnerが、これらのSOA管理分野に取り組んでいる代表的なSOAツールベンダーを2つに分け、前述のような分類が可能であることを次のように示した。
純粋なSOA管理およびセキュリティを対象とするベンダー
- Infravio
- Itellix
- SOA Software
- HP
- CA
ビジネスレベルのSOA管理を対象とするベンダー
- Actional(Sonic Software)
- AmberPoint
- IBM
- Oracle
- TIBCO
- webMethods
もちろんForresterは、一定の基準を設けてこのリストを作成している。BEA SystemsとMicrosoftが選からもれているのが目立つが、ここからは、一部のベンダーはSOA開発サイクルでは成功を収める可能性があるが、より実務的なSOAの特徴のための環境は最適化してこなかったことがうかがえる。またこのリストには、純粋なSOA運用管理ベンダーであるSystinet、PolarLake、Cape Clearの名もない(後者の2社については、Forresterは同リストとは別に発表したESBベンダーリストで言及している)。
Heffnerは今回の最新報告書の中で、「従来のエンタープライズIT管理インフラストラクチャ製品は、サービスで採用しているビジネスロジックが機能している、アプリケーションサーバプラットフォーム(Java Enterprise Edition、.NET、CICS、IMSなど)やその他のインフラストラクチャ(データベース、統合サーバ、オペレーティングシステムなど)を把握するのを助けてくれるが、サービスインターフェースレベルの動作の理解を促す能力には欠けている。SOA管理ソリューションはこうした新たな段階の管理を実現し、ときには、サービスインターフェースレベルおよびインフラストラクチャレベルの双方に管理を組み合わせるものである」と指摘した。
(Joe McKendrick)
※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。
- 前のエントリー: SOAP対RESTの戦い、ついに決着か
- 次のエントリー: 政府がSOAを採用するのは「不自然」?
「ZDNet.com SOAブログ」 のバックナンバー
-
SOAスイートの誘惑に打ち勝つ!
もしかすると、ベンダーの製品は緊密に統合されすぎていて、返って逆効果なのではないだろうか。もちろん、SOAについての話である。 SOAは本来、パッケージERPやCRMシステムような形で「買う」ものではない。... -
SOAとEAとBPM――その差はどこに?
-
SOA+Web 2.0=ビジネスIQアップ!?
-
予算カット? だったら、ゲリラSOAがオススメ!
-
予算削減――SOAを切る? それとも生かす?
- ZDNet.com SOAブログ 一覧へ »
ZDNet Japan Essential Topic
-
【おススメのIT求人情報を掲載中!】
業界を代表する各社のインタビューも公開中 -
ERPは企業の期待に応えたか?
ERPの導入に迷われている方はこちらへ
企画特集
-
日々のルーチンワークを自動化する方法
JP1での業務自動化 → コスト削減+企業力アップ -
次のキーワードは、SOIとITFM
カスタムメードのグリーンITのススメ -
二度手間とミスばかりのデータ管理は嫌だ!
Webデータベース「働くDB」でカンタン業務改善! -
ネットビジネスの変遷とサーバ管理の変化
CNET Japan編集長が聞く、アウトソーシングの有効性 -
あの開発者の仕事が早いのはなぜ!?
C/C++の開発を効率化する究極のツールはこれだ! -
情報大洪水時代を生き抜くソリューション
最新の企業内検索ツールでビジネスプロセス改善 -
REAL IT COOL PROJECT
地球環境にやさしいITプラットフォームを目指して -
ビジネスでも使えるスマートフォンアプリ
オンでもオフでも使える!充実のアプリケーションを紹介 -
グリーンデータセンターの新潮流
GreenITの国内外の今の動向がわかる! -
価格から質へと変わるアウトソーシング市場
多様化ニーズに応えるマネージドサービス -
これからのERP・CRM・SFAの姿とはー
種類・提供形態・価格の多様化で選択肢が広がっている -
日本企業が抱える3つの課題とは?
それに答えるインフォアのソリューションを紹介!! -
17年ぶりに進化したファイアウォール
750以上のアプリケーションを識別してブロック -
ERP,CRMのレスポンスの遅さを劇的改善!
リバーベッドのWAN高速化を徹底レポート -
大規模システム対応のホスティングとは
SNSや動画共有サイトにも活用されています! -
メーカー型番で選べる専用サーバ
料金改定!よりお求めやすい価格に! -
エンタープライズサーチ特集!
ConceptBase、SMART/Insight、Accela BizSearch -
MicrosoftもOracleもDWH市場に参入!
3年間で40社以上への国内納入実績を持つ強みを解説 -
運用管理こそ業務の背骨
メール・情報共有をシステムダウンから守る運用管理 -
所有から利用へ。拡大するiDC市場
サービス開始から12年!信頼のさくら -
なぜ、ERP 導入は敷居が高いのか?
【事例】マイクロソフトのERPによる日本の商習慣対応 -
レプリケーションによる災害復旧対策!
日本CA ARCserve Replication
-
マルチコア – インテルがどのようにそれを機能させ重要なものにしているか
2008年11月4日 -
マルチコアの考え方で設計を始める時期は早すぎることはない
2008年11月4日
