自分を眺めては「ああ、わたしってなんてステキなの…」とため息をつくSun Microsystemsは、どうやらパリス・ヒルトン症候群を患っているようだ。
4月に入り、IBMがSOAに関する発表を矢継ぎ早に行ったのに対抗して、SunもSOAに関するみずからの方針を打ち出した。InfoWorldによると、「Sunの幹部は自社の技術スタックを賛美していた。スタックの核となるのが『Sun Java Composite Application Platform Suite(CAPS)』で、これは同社が2005年に買収したSeeBeyondの技術を取り入れたもの」だという。
SunのSOAおよびインテグレーションプラットフォーム部門マーケティングバイスプレジデントJoe Keller氏は、IBMのSOAに関する取り組みは、「技術というよりブランドを組み合わせただけのもの」と一蹴している。また、IBMの製品を最適に動作させるためには多くのコンサルタントが必要になるが、Sunは違うとも胸を張ったそうだ。
これと同調するかのように、IBMにも誇張が過ぎる嫌いが見られる。4月初頭の大々的な一連の発表からもわかるとおり、こちらはトム・クルーズ症候群に悩まされている。かつてのトップガンは今や、9万人もの信者を抱える「SOAトロジー」(編集部注:トム・クルーズは新興宗教であるサイエントロジーの熱心な信者として知られている)の伝道師となってしまったのだ。
(Joe McKendrick)
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