Forrester Researchがエンタープライズバスシステム(ESB)市場に関する、最新の四半期報告書を発表した。同報告書によると、BEA SystemsとCape Clear Softwareがトップの座を争っているという。
ESBはその定義をめぐって市場に混乱が見られるが、Forresterは今回の報告書で、ESBとは「再利用可能なビジネスサービスを、ユーザーやアプリケーション、ビジネスプロセスやその他のサービスに広く提供する、インフラストラクチャソフトウェア」であると述べている。
Forresterは、各ベンダーを1〜5点満点で採点した。戦略的提携、企業戦略、管理および変更分野で最高ランクと認定されたのがCape Clearで、それぞれ5点、5点、4.9点という結果だった。
一方、Cape Clearを上回る規模のBEAは、製品戦略および計画、企業戦略、財政的実行可能性において5点満点を獲得している。BEAが同市場に投入した最新の製品は、「AquaLogic Service Bus」である。
同2社よりさらに大規模なIBMは、2005年9月にESB市場に参入した。同社もさまざまな分野で5点評価を受け、トップ6圏内に入ったが、Cape CleaとBEAの得点にはおよばなかった。
Forresterでは、ESB市場に参入している企業を次の3つのグループに分けている。
ForresterはESBそのものを非常に重視しており、「今日においては、サービス指向のインテグレーションを始めるための最も直接的な手段だ。また、インテグレーション特化型ビジネスプロセス管理スイートなどを用いる場合よりも、経費がかからずに済むことが多い」と指摘している。
設定が容易であること、標準をサポートしていること、コストが低いことなどがその理由であるという。「一般的なESBは、1サーバあたり1万〜7万5000ドルで利用できる。これは、(プロセス管理スイートの)約半分の価格だ。(プロセス管理スイートは)ESBよりも豊富な機能を備えているが、大半のSOAプロジェクトでは無用なものも多い」と、Forresterは述べている。
(Joe McKendrick)
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