Oracleが買収できる企業として、ほかにどんなところが残っているだろうか。SOA市場に属しているいくつかの企業は、有力な買収候補になるかもしれない。SearchOracleのMark Brunelli記者がGartnerのGene Phifer氏にインタビューしたところ、同氏は、Oracleはエンタープライズプラットフォームプロバイダーとしての現在の立場をさらに強化するため、SOA対応アプリケーションおよびツールの開発に本腰を入れようとしていると語った。
「OracleはSOA市場全般を視野に入れ、堅牢なSOA機能を一通り提供するのに必要な基盤を固めていくつもりだ。例えば、開発や合成および編成といった(中略)SOA的な機能や、管理技術を拡充させたいと考えているのだろう。特にWebサービスの管理技術は、従来のものとは大きく異なる。Oralceが今後買収していく可能性が最も高いのが、SOAやWebサービスを中心とする分野の企業だろうと、Gartnerでは予測している」(Phifer氏)
Oracleの最大のライバルであるSAPは、何はともあれ買収という姿勢は取っていないが、SOA対応製品ポートフォリオを充実させる意欲は十分に持っているようだ。ERP大手のSAPは「完成度の高いアプリケーションポートフォリオを有している」が、「インフラストラクチャソフトウェア企業をピンポイントで買収する可能性はある。SOAおよびWebサービス市場は、非常に幅が広い。SAPは、インフラストラクチャ製品で欠けている部分を補う必要性を認識しており、そのためにはそうした技術を買収によって取得するのが最善の道だと考えているのだ」と、Phifer氏は述べている。
(Joe McKendrick)
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