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コーディングがいらないなら、アウトソーシングもいらない?

 SOAは、将来的にアウトソーシング業者から仕事を奪ってしまうのだろうか。それとも、それほどの影響力はないのだろうか。

 サービス指向アーキテクチャへの取り組みを優先事項に据える企業が増えるにつれ、SOAがアウトソーシング事業に与える可能性のある影響に対して、懸念が噴出するようになった。この問題を考えるためのヒントをいくつか紹介しよう。

 Forrester ResearchのアナリストKen Vollmer氏は、ebizQが先日主催したバーチャルカンファレンス「SOA in Action」で、SOAの再利用性が「本来必要なコーディングを不要にする場合がある」ため、アウトソーシング事業は衰退するかもしれないと発言した。「大半のアウトソーシング契約では、コーディングが主な委託対象作業となっている。コーディングの需要が減るということは、すなわち委託すべきものも減っていくことを意味する」と、同氏は述べている。

 さらに、技術者がSOAを利用することで、ビジネスプロセス管理とより効率的に連係し、エンドユーザーとも円滑にコミュニケーションを図れるようになれば、技術的な機能をアウトソースする必要性はますます小さくなるという。「ビジネスプロセス管理スイートは、システムアーキテクトやプロセス開発者、ビジネスアナリストらとエンドユーザーの結びつきをより密にするだろう。これもまた、アウトソーシングに対する需要を減らす要因となる」(Vollmer氏)

 SOAに対する取り組みにおいては、社内の人材と外部委託業者を競わせるケースがしばしば見られるようだ。BEA Systemsの依頼により、151社の企業を対象にGCRが実施した最近の調査では、全体の70%が、SOA強化の一環として既存スタッフにスキルを磨く機会を授けたり、再訓練を受けさせたりしていると回答した。

 繰り返しになるが、SOAがアウトソーシングに対して最終的にもたらす影響は、甚大なものになる可能性がある。SOAの導入によって、多くの個別プロジェクトのコストは下がり、アウトソーシング業者に作業を委託する必要性も一気に失われるだろう。だが、プロジェクトの数は増加し続けていること、さらには、社内の機能を利用するだけでなく、世界中のあらゆる場所からコンポーネントやサービスにアクセスする企業が増えていることも、忘れてはならない。

(Joe McKendrick)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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