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 本ブログの以前の記事で、「SOAスイート」という言葉の矛盾(SOAはベンダーのロックインからわたしたちを開放するものではなかったか?)について話し、ベンダーが何でもかんでもSOAスイートに詰め込もうとしている現状に苦言を呈した。

 「TechTarget」サイトが最近掲載したインタビューの中で、Cape ClearのAnnrai O’Toole氏は、ロックイン状態に陥らずに高い柔軟性とアジリティを実現できる「ホステッドSOA」アプローチが、大企業のSOAスイートへの最強の対抗馬となるかもしれないと述べた。同氏によれば、SaaS(Software as a Service)ベンダーおよび大手企業のIT部門は、必要に応じてSOA標準およびアーキテクチャをすばやく機能させる手段として、ホステッドSOA(もしくはホステッドインテグレーションないしサービスとしてのインテグレーション)の採用を真剣に考えているという。

 ホステッドSOAは、エンタープライズアーキテクトおよびSOAアーキテクトの不足に悩むIT部門を助け、SOAの複雑化も解消してくれると、O’Toole氏は説明している。大規模なインフラストラクチャベンダーは、お得意の大げさなシステムを構築するばかりで、SOAを本来あるべき姿より複雑怪奇なものにしてしまっているというのだ。

昨年からこちら、SOAはユーザーにとって最大の関心事となった。SOAに注目が集まったため、多くの大手ベンダーがSOAをきわめて複雑なものにして、自分を頼りにするしかない状態を作り出そうと画策してきた。実際に、数々のユーザーが大手ベンダーから巨額の見積もり提案書を受け取っている。次から次へと提案を持ち込まれ、書類が山積みになっているところもあるほどだ。こうした大手ベンダーのやり方は恥ずべきものであり、完全に間違っていると思う。

 だが、「大きなSOA」時代はそう簡単に終わるのだろうか。ホステッドSOAはまだ産声を上げたばかりで、これからどうなるかはまったくの未知数だ。Annrai氏は、旧PeopleSoftの役員らが設立したWorkdayを、ホステッドSOAの提供を始めた最初の企業と認識していると話した。Workdayは、顧客企業の人件費データと、給与支払いシステムプロバイダーADPのサービスを統合するホスティングサービスを提供している。こうしたタイプのサービスは今後増えていくだろうと、Annrai氏は予測している。

(Joe McKendrick)

※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。

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「ZDNet.com SOAブログ」 のバックナンバー

http://japan.zdnet.com/blog/soa/2007/06/17/entry_27015559/
「大きなSOA」時代は終わるのか?

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