MicrosoftがSOAにますます本気で取りかかっていることが、その動きから明らかになった。
「Redmond Developer News」サイトのChris Kanaracus氏によれば、SOA関連の取り組みに関して、Microsoftに興味深い動きが見られるという。ESB(Enterprise Service Bus)をSaaS(Software as a Service:サービスとしてのソフトウェア)モデルとして提供する計画があるのだ。
最近はサービスとしてのインテグレーションが話題に上る機会が増えているが、Microsoftがそうした分野へ参入したということは、大量消費が望める市場が出現しつつあることを意味する。以前から指摘してきたが、SOAが大量市場へ移行したかどうかを判断するには、Microsoftの動向が重要な目安になるのだ。
Microsoftは先ごろ開始した「BizTalk Services」計画の下、別の場所で「BizTalk」(ESB)をホスティングする、「インターネットサービスバス(Internet Service Bus)」(紛らわしくてかなわないかもしれないが、とりあえずISBと略す)を提供しようと考えている。MicrosoftのConnected Systems部門製品管理ディレクターであるSteven Martin氏によれば、このサービスは同社「最大の隠し球」だという。
Kanaracus氏は記事の中で、同市場におけるGoogleの存在感が高まってきたため、Microsoftは前述のISB計画を打ち出したのだろうと分析した。わたしはこれに加えて、Amazon Web Servicesの「Elastic Compute Cloud(EC2)」なども、Microsoftに焦りを感じさせたのではないかと考えている。
もっともSOA専門家のRonan Bradley氏は、これらのオンラインインテグレーションサービスをMicrosoftに対する脅威と呼ぶことはまだできないと述べている。「MicrosoftがGoogleを強烈に意識しているのは間違いないが、同市場を制するにはGoogleはいまだ力不足だ」とBradley氏は指摘した。Microsoftは2000年の時点でBizTalkを利用したインターネットベースインテグレーションの可能性を示唆しており、この種のサービスは、「同社やBizTalkにとって完全に新しいものであるわけではない」という。
Microsoftは同社のISB技術に関し、現在はCTP(Community Technology Preview)として利用可能な段階にあり、フィードバックやテスト結果を収集している最中だと説明した。MicrosoftによるISBの説明はここから、ビジネスにもたらすメリットについてはここから参照できる。
MicrosoftのISBは、顧客が低コストでSOA対応コンポジットアプリケーションを利用する手段となるものだと、同社は主張している。
(Joe McKendrick)
※このエントリはZDNetブロガーにより投稿されたものです。シーネットネットワークスジャパン および ZDNet編集部の見解・意向を示すものではありません。
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