先日のブログエントリ「予算削減――SOAを切る? それとも生かす?」でも紹介した、一部の企業ではSOA予算が削減されつつあるというDave Linthicum氏の記事に対し、多くの企業の――とかく目先の利益にとらわれがちな――経営陣は、プロジェクトの結果を早く出さねばという強迫観念にとりつかれていると、Alistair Bathgate氏が意見を述べた。
「10年後には2500万ドルの投資を余裕で取り返せることを示しても、彼らには響かない。プロジェクトが漸進的かつ短期的な利益をもたらし、長期にわたるものであってもそのコストをみずから稼ぎ出して、しかも持続的なビジネス価値を生むものであると証明しなければならないのだ」(Bathgate氏)
Linthicum氏も記事に、「SOAへの積極的な取り組みを維持するためには、業績が好調なときでも、短期戦術的なROIとともに長期戦略的なROIを提示することが望ましい」と記していた。
予算問題で身動きが取れなくなった企業では、「ゲリラSOA」を試してみるとよいかもしれない。ゲリラSOAでは、企業の会計部門から不必要な注意を向けられかねない、大々的な展開を伴う計画を進める代わりに、特定のプロジェクトで短期的な成果を上げることに力を入れる。あるビジネス上の問題を解決するための比較的小規模な「局地戦」、それがゲリラSOAなのだ。
マッシュアップやSaaS、Web 2.0などが、ゲリラSOAの「武器」となる。経営陣の「哨戒」をかいくぐってプロジェクトを敢行するコツを知りたい場合は、陰に隠れながらも生産性を保つ方法をJim Webber氏が伝授しているビデオを見てみてほしい。
(Joe McKendrick)
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