「ところで、八木くん」とストンとくる。うっ、こんどはいったいなにかしら?きみはゴルフはやらんのか?行不由径ってなにかしら?ボクの脳ミソは次を予測できないくらいもーぐったりしてる。いつも左右に会話を振られ、端から端までコートを走らされる。疲れて足がつった瞬間にストンとトドメがくるのです・・・妻からもくるのです・・・最近、娘からもくるのです・・・先週はケータイを買わされた・・・きっとこれもそーなのです。
相談役は続けた。「木村政雄氏は知っとるな。吉本興業の元常務で、漫才のやすし・きよしのマネージャーを長くされていた方だ。これは以前木村さんから頂いた礼状だが、お忙しいのにこの謙虚さと人柄には本当に頭が下がる・・・今、木村さんは団塊シニアに向けて5L(ファイブエル)という雑誌をやられている。八木くんはシニアビジネスをやるのだから、一度ご挨拶をしてみてはどうかね?」
イムラちゃんからの「相談役がお呼びです」は、これが本題だったのです。トドメを刺されるんじゃないかと身構えていると、泣きたくなる程ありがたい言葉を掛けられたりする。数日後、ボクは相談役に連れられて「フォーシーズンズホテル丸の内」のバーで木村さんにお会いしたのです。
木村さんはボクをじっと見ながら丁寧な口調で「八木さんね、シニア向けの事業を考えているのなら、本気でシニアの事を考えているものでないと成功しないと思いますよ。どこもかしこもシニアが持っている財布目当てのとこばかり。もちろん企業が利益を追求するのは当然だが、行き過ぎると騙してでも金をとってやれとなる。残念だけど、そんな風潮があるよね・・・。」たびたび木村さんのこの言葉を思い出します。新規事業担当者として早2年。たびたび「そんな風潮」を実感した。
現在5Lに「ネットde家系図」の広告が毎月掲載されている。初めて広告掲載された5Lがオフィスに届いたとき、広告ページをうれしそうにいつまでも眺め続けるスタッフや、コピーをとってカバンにしまうスタッフの姿が昨日のことのようです。木村さんは5Lの中で「世代をつなごう」というテーマでコラムを書かれていました。子や孫の世代が、親や祖父母の世代に話を聞きながら家系図をつくる・・・親や祖父母の世代が家系図を見せながら子や孫の世代に語り掛ける・・・近い将来、そんな光景が「ネットde家系図」を通して日本で見られるようになってほしいとボクは思うのです。(つづく)
6月10日(火)の大分合同新聞(夕刊)で「ネットde家系図」と家系図ブームについて特集記事が掲載されました。7月7日(月)週刊BCNと、日本経済新聞(夕刊)に「ネットde家系図」の記事が掲載される予定です!家系図ブームがやってくる ヤア!ヤア!ヤア! ・・・イェイ!
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